いよいよスタートしてしまいました。みんなスゴイ勢いで登っていく中、白布峠に登った時に反省した
1)登りでフラフラして、無駄が多い 3)補給のタイミング
を思い出し、経験者Kさんから聞いていた
「3~5km、13~15kmがキツイけど、8km/h以下には落とさないように」
というアドバイスを思い出しつつ登っていきます。

ここで今回のコースを説明します。
公式ページからの転載ですが、以下のようなコースです。休むところがないのがツライですね。
蔵王コース

蔵王高低図

そして今回の格好、装備はこんな感じです。ふもとの気温は30℃超え、頂上も20℃位ということで、
Hiroさんから「いつもの格好だったら暑すぎてぶっ倒れるよ!」と言われ、急遽下のような格好にしてました。
あと首に日焼け止めと汗拭きのためにタオルを巻いてます。
329-01
周りは軽そうな装備ですね。私も出来るだけ軽量化には努めましたが、こんな感じでした。
まぁいわゆる「鉄下駄」でしょうか。
3)の補給に関しては、トップチューブに携帯用ようかんをセロテープで貼り付けて、
バリッと剥がして食べ、またくっつける作戦です。

問題の3kmにたどり着きます。確かに勾配が急になってくるのが分かります。
焦ってはいけない、出来るだけ体力は温存で、と思いながら、出来るだけ道の外側を走ります。
ペダルを踏むときは0時3時(遅れて1時4時になってちょうど良い位)、ゆっくり丁寧に踏んで、
時には引いて登ります。フラフラしないよう、ギアは軽く、淡々と、淡々と。
330-01
それでも、これまでわざと勾配のキツイ坂ばかり選んでたせいでしょうか、
「け、結構乗れる…!?」 思った程キツイという感じはしませんでした。
実はこの直前に御成山(過去ログ参照)を登り、サドルの高さを調節し、
ヒルクライム対策で下ハンドルの一番手前を握って登ると少し楽ということに気づきました。

某有名選手も下ハンドル!?私のはハンドルがアップライト過ぎるので
ちょうど良い位になるだけですが。

すると…ようやく滝見台が見えてきました。車で来たときも、まずは滝見台までは
キツイので飛ばさないでいようと決めてたので、ホッとします。
あとちょっとと思い、つい速度を上げてしまいましたが、
滝見台
face012「しまった。もうちょっと先だったか…」この先も少し登りがあり、
ガックリとうなだれます。仕方ない。それでも淡々と登っていきます。

滝見台を過ぎると、少し勾配は緩くなります。
そして木陰が多かった涼しい道路(それでも暑いですが)から、
5月とはいえ直射日光の射す熱い道路へと変わってきます。
日に当たるとてきめんにスタミナを奪われるので、日陰、日陰を伝いつつ、
コースの外側から回っていきます。
団子状態だった人も少しバラけてきます。なかなか同じようなペースの人が見つかりません。

自分より年代の若い人を抜いては喜び、年代の上の人から抜かれるとガッカリを繰り返して
時々後ろを振り返りつつ、また登っていきます。景色は最高なんですけどねー。

暑い。とにかく暑いので、給水所ではコップの水を半分飲んで、半分は頭からかぶってました。
つづら折りの道の方が、外側を回れてまだマシなのですが、
賽の磧(さいのかわら)を過ぎると一直線の坂になります。下見をしたときのココ、ですね。
P_20170506_140756
Kさんの「13~15kmがキツイ」というのは、ここから先になります。
さらにここから勾配が厳しくなります。体力を温存していたとはいえ、
だんだんペダルが回らなくなってきます。8km/hを切ってしまうことも。

そして不覚にも、右足の付け根が痛くなってしまいました。右尻、ともちょっと違う
内側の筋肉ですが、痛くてフラットペダル側で踏んだり、直るとまたビンディング側にしたりと
厳しい状態に。この辺でだいぶ追い越されてしまいました。

でも、脚は着きたくない…!
face008そんなことしていると、白いヤツが…(つづく)
にほんブログ村 自転車ブログへポチっとしてくださると嬉しいです。